ためしてガッテン「便秘解消」について
便秘で悩んでいる人ってとっても多いんですよね。特に女性に多く、酷い時は1週間以上も出ないなんてこともあるようです。
食事を見直してみたり、水分を意識して多く摂取してみたりと涙ぐましい努力をしても、頑固な便秘はちょっとやそっとでは解消出来ないんですよね。
今回は、便秘解消に取り入れてみて欲しい運動をメインにご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
運動不足が便秘を招く理由
■筋力の低下
運動不足の人は筋力がどんどん低下していきます。中でもお腹周りの腹筋はぜん動運動には欠かせない筋肉で、ここの筋肉が低下すると腸の動きが鈍くなり、便秘を引き起こします。
■自律神経の乱れ
自律神経が乱れることで便秘になることもあります。ストレスや月経周期などが影響します。乱れてしまうと消化器官を働かせる副交感神経の働きが弱まり、排泄リズムも狂ってしまいます。
便秘解消にぴったりの運動とは?
■ストレッチ
お腹と腰のストレッチは腸を刺激します。他にも自律神経の乱れも整えてくれるので一石二鳥ですよ。股関節も合わせて一緒にストレッチしてみましょう。
■腹筋
腹筋をつけることも大切です。腰をひねってみたり、階段を昇り降りしてみましょう。これだけでも腹筋が鍛えられます。腸を外から刺激するとぜん動運動が活発になります。
■ドローイン
ドローインとは息を吐きながら大きくお腹を凹ませる便秘解消運動です。手軽にどこでも出来るのでおすすめです。インナーマッスルも合わせて鍛えられるので腹筋が苦手な人にも簡単に取り入れられます。
■ウォーキング、ジョギング
有酸素運動であるこれらは副交感神経のリズムを整えてくれます。ぜん動運動が活発になれば便秘も解消に向かいます。毎日20~30分を目安に始めてみましょう。
中でも、「ウォーキング」は、NHKためしてガッテンでも便秘解消に効果的と紹介されました。詳しいやり方は続きでチェック!
効果的なウォーキングのやり方
ウォーキングのやり方はまずは、自分にあった履きやすいスニーカーを用意しましょう。早歩きをするので、小さい靴や歩きにくい靴では意味がありません。
そして、暑い夏なら朝方や夕ご飯の後など、時間帯も涼しいほうがいいです。
有酸素運動はダイエットにもつながりますので、便秘解消以外の効果も得られます。だいたい、ウォーキングで20分を目安にコースを決めましょう。慣れたらもうちょっと時間を長くします。
結果を出すために必要な事
だいたい同じ時間に同じルートを決めてウォーキングするのが結果が出やすいやり方です。ただ、意味もなくダラダラと歩くのとでは全然効果が違います。とにかく、体を機敏に動かすことで便秘解消につながりますので、早歩きを日ごろから習慣づけることが大事です。
ウォーキングで腸が活発になり、便秘解消になるので、ウォーキングの2時間くらい前には食事を済ませておいたほうがいいですね。暑い時期は塩分補給が欠かせませんので、ウォーキングの際には、ポケットなどに塩のキャンディがあると安心です。
運動以外の便秘予防法と解消法
運動以外にも出来ることはありますので、ぜひ取り入れてみましょう!
■朝に白湯を飲む■
朝起きてからぬるめの白湯を飲みましょう。ぜん動運動が活発になり、宿便を溶かす働きがあります。カチカチ便秘にもおすすめです。
■食物繊維の摂取■
食物繊維は腸内環境を整えてくれます。食事に野菜や海藻、豆類などをバランスよく取り入れてみましょう。便秘解消に繋がります。
■水分補給はこまめに■
便秘症の人は水分が足りていません。カチカチ便秘を解消するにはこまめに水分を摂ることが大切です。
まとめ
便秘は慢性化すると本当に苦しくてつらいですよね。かといって薬には頼りたくない…。
そんな時は食事を見直してみたり、運動を取り入れることで解消してみましょう。 すぐに効果が出なくてもしばらく続けることが大切です。ぜひ自分に合った方法で便秘を解消しましょう!