ためしてガッテン情報ガイド

ためしてガッテン情報ガイド

体の悩み

【膝の痛み・腫れ】水がたまる原因や熱があるときの対処法は?

膝の痛みや腫れ
ためしてガッテン膝の痛みや腫れについて
半月板や関節軟骨に損傷を負ったり、膝に炎症が生じると、関節に水が溜まり腫れているように見えます。水といっても私たちが飲んでいる水ではなく、関節液(または滑液)のことを指しているんですよ。

膝に限った事ではありませんが、関節の周囲には滑液を含んだ関節包という袋があり、関節が何らかの原因で炎症を起こすと、炎症物質を洗い流したり、炎症部分を冷やすために滑液が分泌されます。

つまり膝に水が溜まるのは、膝に何らかの問題が起きているサインと言えます。

スポンサーリンク

膝の痛み・腫れの原因について

痛みの原因

■変形性膝関節症

膝関節には2つの大きな骨があり、表面は軟骨組織で覆われています。この軟骨が膝への衝撃を和らげるクッション機能の役割を担っています。変形性膝関節症はこの重要な軟骨が磨り減ってしまい、骨同士がぶつかり合って炎症が起きる症状になります。

原因は加齢や損傷になります。

■関節リウマチ

実は関節リウマチは「自己免疫疾患」になります。

免疫細胞というのは体に入った悪い菌やウイルスをやっつけるものですが、異常を起こすと自分の細胞や関節を攻撃します。すると炎症が起き、痛みが出てきます。

原因は不明ですが、過労やストレス、喫煙などと考えられています。

■関節ねずみ

膝の関節に大きな負担がかかり続けると軟骨が欠けてしまうケースも。この軟骨のかけらが、ねずみのように関節内を動き回ることからこのネーミングがつきました。

動き回ることであちこちの組織を傷つけて炎症が起き、痛みとなって現れます。

■痛風

一般的に痛風と聞くと足の指の痛みをイメージしますが、膝関節にも痛みが現れることも。体内の尿酸値が過剰になると発症する病気で、強烈な痛みを伴います。

原因は溜まった尿酸がナトリウムと結合し、その結晶が関節組織に溜まるからです。

体にとっては異物になるので白血球が退治しようとぶつかり、結果炎症を引き起こします。

■偽痛風

痛風のようですが原因が異なります。ピロリ菌カルシウムの結晶が沈着して発症します。とはいえ何が原因で結晶、沈着するのかが不明です。

高齢者に多くみられますが、遺伝や腎機能障害、半月板の手術が関係しているという見方もあります。

膝が熱を持っている時の対処法は?

熱の対処法
膝が熱を持って痛みを感じる時の対処法は、患部が炎症を起こしているため安静にするのが一番です。

患部のアイシングも効果的な対処法で、肌が凍傷にならないようタオルや湿布の上から氷嚢などを当てて下さい。

膝の痛みの原因によっては、アイシングの意味がない事もあるので、冷やして痛みを感じるような場合は、無理に行うのはやめましょう。

スポンサーリンク

膝に水が溜まる原因は?

打撲や打ち身などとの痛みとは何だか違う。膝に違和感があって病院に行くと水が溜まっていると言われたことはありませんか?そもそも水が溜まるって一体どういうことなんでしょうか?

膝などに水が溜まることを関節水腫と言います。普通膝は関節液で満たされています。関節液の役目は軟骨に栄養を与えて関節が滑らかに動くようにサポートしたり、膝にかかる圧力を分散させるといったものになります。

ではなぜ水が溜まってしまうんでしょうか。

骨の劣化

主な原因は2つ。「炎症」と「半月板や関節の軟骨の損傷」です。さらに詳しくいうと「加齢からくる骨の劣化」が影響します。加齢と共に軟骨がすり減り、柔軟性が失われることで摩擦が起きやすくなります。

これによって膝の関節にある骨軟骨が破損したり変形が生じ水が溜まります。中高年に多く見られるこの症状は「変形性関節症」と言います。

他に関節リウマチや痛風などによって水が溜まったり、外傷や骨折で溜まります。

水が溜まっている時の症状

水が溜まる原因では水が溜まっている時はどんな症状が出るのでしょうか?

主な症状をまとめましたので、もし膝に違和感を感じる場合はチェックしてみましょう。

  • 膝の痛みや腫れ、だるさ
  • 膝の皿を押すと浮いているようなプヨプヨした感じがする。
  • 膝に何か違和感や異物感を感じる。
  • 熱を持っている。
  • 突然膝に激痛が走る。階段などの上り下りや膝をひねると激痛が走る。
  • 膝の表面が柔らかい。皿が分かりにくい。
  • 一定以上に曲げ伸ばしが出来ない。膝がぐらつく。

主な症状についてまとめましたが、症状は人によってさまざまです。これ以外にも症状があるかもしれません。

もし膝が気になるようであれば一度病院で診てもらうようにしましょう。早めの対応が早期回復のカギですよ。

スポンサーリンク

水は抜くべき?治療方法について

膝の治療方法

クーリング(アイシング)
炎症はとにかく冷やすことが有効です。アイスノンや氷嚢などを使ってしっかり冷やしましょう。

湿布
湿布は最初こそ冷たいのですが、炎症を冷やすほどの効果はあまり期待出来ません。消炎鎮痛として使用しましょう。貼りすぎると皮膚炎を起こすこともありますので注意してください。

サポーター
膝を固定することも効果的です。負担を軽くしてくれるので痛みや炎症を抑えてくれます。ただし熱を持っている状態で痛みがある場合は控えてください。この場合、無理に固定すると悪化する恐れがあります。まずは炎症を抑える為に冷やすことです。

マッサージ
血液循環が良くなることで痛みが軽減します。ただし痛みのある膝を直接マッサージするのは×。悪化してしまいます。太ももを優しく揉むようにするのが効果的です。

放置
案外効果的なのがこれ。ただし放置しっぱなしはいけません。ですが素人が自己判断で間違った処置をするよりは効果的です。安静にしてから病院に行くのも一つの方法です。

スポンサーリンク

膝に水がたまったときの病院の選びかた

整形外科がある病院
やはり整形外科で診てもらうのが一番です。整骨院の場合、検査や投薬治療はしていません。まずは膝がどのような状態なのか検査する必要があります。レントゲンなどを行っている整形外科を受診しましょう。

膝の専門医がいる病院
整形外科も最近では得意分野に突出した病院も増えてきました。膝治療の専門の病院があるようならより良い治療を期待出来ます。

自宅から近い病院
上記2つを踏まえて自宅から近い病院を選びましょう。というのも膝に水が溜まるというのは定期的に病院へ行く必要があるからです。遠い病院の場合は通うのも大変です。近ければ急な痛みでもすぐに受診が可能です。

膝の水は自然治癒できるの?

膝の水

次に気になるのが放っておいても自然治癒するのかどうかですよね。出来れば病院に行きたくない、時間がないなど色々な理由もあると思いますが実際どうなんでしょうか?

関節に水が溜まるということは何らかの異常が関節内で起きているということです。炎症や痛みがある場合もあります。また水が溜まるといっても加齢によるものや血性のもの、化膿性のあるもの、脂肪成分などさまざまです。

放置しておくことでそのまま自然治癒することもある場合がありますが、悪化するものだって当然あります。一概に自然治癒するとは言えませんので、やはり一度診察してもらう方がいいですよ。

悪化することで曲げ伸ばしが難しくなったりと生活に支障をきたすことも出てきます。自己判断で後悔することのないよう、整形外科で処置してもらいましょう。

Return Top