ためしてガッテンひざ痛について
多くの人が悩まされているひざの痛み。
ひざ痛の改善には運動が効果的とのことですが、継続的に運動をするのは難しいという声もあるようです。
しかし、運動に代わるひざ痛の解消法が判明!!
ここでは「NHKためしてガッテン」で紹介された、新たなひざ痛解消法についてお話しします。
ひざ痛の原因や症状は?
階段の上り下りが辛い、歩くだけでも痛みを感じるなど、ひざの痛みに悩まされている方は本当に多いです。ひざが痛む原因としては、「変形性ひざ関節症」や「ひざのコリ」が考えられます。
軟骨の破片がひざの関節を覆う袋に刺さると、免疫の司令塔のような役割を持つNF-kappaB(エヌエフ・カッパ・ビー)という物質が破片を敵と判断して攻撃、炎症が起こります。
しかし、この攻撃が、ひざ関節のほかのNF-kappaBを刺激してしまい、過剰に働いてしまうことも!すると関節内に炎症が広がって、ひざ痛を引き起こします。
これが「変形性ひざ関節症」で、ひざの違和感やこわばり、痛みといった症状のほか、ひざに水が溜まったり、関節が変形することもあるようです!!
また、ひざには体重の3~7倍の重さがかかるといわれており、そのため、血行が悪くなり筋肉がこわばって、コリになってしまうことも。これが、「ひざのコリ」の正体です。
「変形性ひざ関節症」や「ひざのコリ」を解消する方法は続きでチェック!!
ひざのお皿ストレッチのやり方は?
まずは、「ひざのコリ」の解消法からご紹介します。
「ひざのコリ」を解消するポイントは、ひざのお皿です。ひざのお皿をストレッチすることにより、筋肉やじん帯をほぐれて痛みが和らぎます。
◇ひざのお皿のストレッチ方法
①床に足を伸ばして座ったら、力を抜いてひざのお皿を動きやすくします。
②ひざのお皿が動くのを確認します。
③5秒ずつ上下左右斜めにお皿を押して、お皿の周りの筋肉やじん帯をストレッチします。
④痛い場所はコリがある証拠なので、重点的に行ってください。
ストレッチは1回3分ほど、朝晩の2回行ってくださいね。
◆ストレッチの注意点
怪我をしている方やひざが赤く腫れている方は行わないでください。また、効果が出るまでに個人差があり、時間がかかる場合もあります。
靴下でできる解消法とは?
「変形性ひざ関節症」にお悩みの方は、ひざをゆっくり動かすことで痛みを抑えることができます。
そこで「ためしてガッテン」で紹介されたのが、靴下を使った解消法!!早速やり方をみていきましょう。
◇靴下を使った解消法
①靴下を履いて、イスに浅く腰かけます。
②1往復あたり5秒ほどかけて、ゆっくりと足をスライドさせます。
③反対の足も同様にスライドさせます。つま先やかかとは、床につけても浮かしてもOK!!
④横になってやる場合は、仰向けになりひざを立てて、同じようにゆっくり動かします。
回数は10往復を1セットとして3セット、朝夕の1日2回行いましょう。痛くなければ、1日に3回行っても問題ありません。
いかがでしたか?
どちらのひざ痛解消法も簡単にできるので、ひざの痛みに悩まされている方は、早速試してみてはいかがでしょうか?