ためしてガッテン
春に向かって暖かくなってくると、風邪や花粉症で鼻づまりに悩まされる方が増えますよね。鼻づまりが続くとスッキリしなくて苦しいですし、口呼吸になってしまって喉の調子も悪くなってしまう…なんてことも珍しくありません。
しかし、2016年2月17日の【ためしてガッテン】で紹介された鼻づまりを治す方法なら、簡単に鼻をスッキリさせることができますよ!!さっそく、鼻づまりの原因やためしてガッテン流の鼻づまり解消法をみていきましょう♪
症状別の鼻づまりの原因について
■鼻水は出ない場合
風邪がもとになって起きることが多いのがこのケース。副鼻腔の粘膜が炎症を起こし、膿が溜まっている状態です。炎症が治まれば鼻づまりも自然と解消されます。
最初は鼻水が出ますが、副鼻腔に膿が大量溜まってしまうと粘膜が厚くなってしまい、鼻水が出なくなります。
■片方だけの場合
鼻というのは実は周期があり、交代で鼻は閉じているのです。普段は特に違和感を感じることはありませんが、風邪などを引いた際、粘膜の腫脹が起きて鼻閉を感じるようになります。
鼻づまりが風邪の原因になる理由は?
風邪とはウイルスが引き起こす病気です。感染経路は鼻や口になります。特に鼻からの感染多いのが特徴です。
まず感染すると鼻づまりを起こします。体内に入るのを抑える役割をしています。ですが、溜まったままにしていると体内に入ってしまい、結果風邪を引き起こすことになります。
こまめに鼻をかむなどしてウイルスをためないのも大切ですよ。
鼻づまりをペットボトルで治す方法は?
ためしてガッテンで紹介された鼻づまり解消法、それはなんとペットボトルを使います。しかも、ペットボトルを脇の下に20秒ほど挟んでおくだけで、反対側の鼻の穴が1~2分間通るように!!
これは脇の皮膚の下に通っている交感神経を刺激することによって鼻甲介(びこうかい)の血管が収縮し、一時的に鼻の穴が開くためなんだとか。
鼻が通る時間はペットボトルを脇に挟んでいる時間のおよそ5倍だそうですが、やりすぎると手がしびれる可能性があるので、ほどほどにしておいてくださいね!!
鼻うがいが効果的!
それでもまだ鼻づまりがスッキリしないときは、鼻うがいも効果的ですよ♪
まずは0.9%濃度の食塩水(水200mlに対して塩およそ2g)と水を噴射するタイプの容器、ティッシュペーパーを用意します。洗面所などで行わない場合は洗面器も準備しておきましょう。
次に、食塩水を入れた容器のノズルを片方の鼻の穴に近づけて、優しく噴射します。このとき、肺に水が入らないように「あ~」と声を出しながら行ってください。
奥の方まで水を入れないと意味がないと思い無理をされる方もいらっしゃいますが、鼻甲介の前方を洗い流すだけでも十分効果があるそうですので、強く噴射しないでくださいね!!
洗い終わったあとは、残っている水を出すような感じで優しく鼻をかんだらおしまいです。
「鼻うがいは怖い、難しい」と思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と簡単ですね。しかもこの方法は痛みがない『無痛』だそうですよ♪
今、風邪や花粉症で辛い鼻づまりに苦しめられている方は、ぜひためしてガッテンの鼻づまり解消法を試してみてはいかがでしょうか。
子供の鼻づまりを治す方法は?
大人でもつらい鼻づまりです。子供となると見ている方もつらいですよね。そんな時に試して欲しい解消法をご紹介します。
①腕ぐるぐる体操
鼻づまりが起きている方の腕をぐるぐる回してみてください。腕を回すことで鎖骨の下や脇下の血流が良くなって解消されます。
②ママのこぶしで圧迫
鼻がつまっている方と反対の脇にママのこぶしを入れましょう。ペットボトルでもOK!
③顎を引いてみよう!
口の中に指を入れます。上顎骨に指を当てたら顎を引きます。これはママがやってあげましょう。
④仰向けも効果的!
仰向けに子供を寝かせたら眉間にママの指を当てて軽く上に引き上げましょう。
鼻づまりに効くツボについて
■手のひらのツボ(合谷-ごうこく)
手の甲にある合谷。親指と人差し指のちょうど付け根辺りにあります。鼻づまりだけでなくストレスが眼精疲労にも効果がある万能のツボです。合谷を挟むように指で押してください。押すというより揉むという感じです。
■足のツボ(崑崙-こんろん)
くるぶしの外側、後ろにあるのがこのツボ。アキレス腱のくぼみあたりにあります。鼻づまり以外に関節炎やリウマチにも効果的なんだとか。指で強く長めに押しましょう。指がしんどい時はボールペンの後ろ側を使うのもおすすめ。
まとめ
鼻づまりは苦しくなるので早く解消したいですよね。脇の下を圧迫する方法は手軽に出来て即効性もあるのでおすすめです。風邪の引き始めなどは鼻づまりが起きやすいので、あれ?と感じたら早めに薬を飲むなり対策するようにしましょう。