ためしてガッテン
NHKためしてガッテンで紹介をされた「瞑想」が、ストレスや認知症などの症状に効果があるということで注目されています。
「瞑想」というと怪しい世界を想像しがちですが、実は呼吸法の一種なんです。
なんとなくやり方はイメージがつくと思いますが、ここでは瞑想のやり方やどのような効果をもたらすのかなど、お話していきたいと思います。
瞑想のやり方について
瞑想のやり方にもいろいろ種類があるようです。
番組で紹介されていたのは、インドの僧侶の瞑想方法と、座禅やヨガの要素を取り込んだマインドフルネスという瞑想の方法でした。
ではまずインドの僧侶の瞑想の方法から見ていきましょう。
その2.舌は上あごにつけて、手のひらを重ねて親指を合わせる
その3.リラックスしながら呼吸のみに集中する
これを1日3分程度行います。とにかく目をしっかりと閉じ、呼吸を意識することが大切なんだそうです。
瞑想の効果・効能とは?
ちなみに番組では、こんな実験テストをしていました。
70代の男女で物忘れが気になっている方々に、ボタンが光った順番を覚えるテスト、数字をつないでいくテスト、迷路を一筆書きでクリアするテストをしてもらいます。
これを総合点600満点でどのぐらいの点数がとれるのかを比較する実験だったのですが、瞑想をする前と瞑想をした後で比較すると6人中5人のテスト結果が大幅にアップしたんです。認知や記憶力のアップに効果があるということですよね。
また、瞑想をすることで、脳にある、記憶を司る海馬が大きくなるという研究結果もあるそうです。ストレスで縮んだ海馬がリラックスすることで大きくなるんだそうです。なので記憶力がアップしたり、認知にも効果があるんですね。
マインドフルネスの仕方は?
では、もう一つの瞑想方法【マインドフルネス】のやり方です。本来マインドフルネスは時間をかけて行うらしいのですが、それを3分に凝縮した方法を、ためしてガッテンでは紹介していました。
その2.目は軽くつむる、または薄眼をあける。
その3.口を軽く閉じ、舌を上あごにつけ手は軽く膝の上に置く。
その4.体から力を抜く。
その5.1分程度鼻だけで息をする。
その6.自分の感覚に意識を集中する。見えるもの(まぶたの裏など)、聞こえるもの、触れている場所の感覚、口の中、頭に浮かんでくる想像や考えを観察する。
その7.ひたすら、呼吸にだけ集中する。
とても簡単ですね!是非今後の皆さんの健康のためにも、今日から実践してみてください。数週間後、記憶力が変わっているかもしれませんよ!